-- Nobel prize  2018 --

物理学賞  レーザー新発明

光ピンセット、レーシック応用


【読売新聞10.3】

スウェーデン王立科学アカデミーは

2日、

2018年の

ノーベル物理学賞を、

レーザー物理学の分野で

画期的な発明をした

米、仏、カナダの研究者3人に

贈ると発表した。

受賞するのは、

米ベル研究所の

アーサー・アシュキン博士、

仏エコール・ポリテクニーク

(理工科学校)の

ジェラール・ムル博士、

カナダ・ウォータールー大学の

ドナ・ストリックランド博士の3人。

アシュキン氏は、

レーザー光を使って、

ウイルスなどの微小な

物体をとらえて動かす

「光ピンセット」を発明。

1987年に、生きた細菌を傷つけずに

とらえることに成功した。

光ピンセットは、

生物学の研究で

欠かせない技術となっている。

ムル氏と

ストリックランド氏は80年代に、

高強度のレーザーパルスを

生み出す方法を開発。

この技術により、

レーザー光でより細かく切ったり

小さな穴を開けたりすることが

可能となり、

目の矯正手術(レーシック)などにも

利用されている。

賞金900万スウェーデン・1クローナ

(約1億1500万円)は、

アシュキン氏に半分、

残り2氏に4分の1ずつ贈られる。


授賞式は、

アルフレッド・ノーベルの命日に

当たる12月10日、

ストックホルムで開かれる。



最高齢受賞  /  女性3人目


受賞が決まったアシュキン氏は

96歳で、

1901年に授与が始まった

ノーベル賞史上、

最高齢での受賞となる。

これまでは、

2007年に90歳で経済学賞を受賞した

レオニード・ハービッツ氏が最高齢。

また、

物理学賞を女性研究者が受賞するのは

ストリックランド氏で3人目。

放射線に関する研究で

1903年に受賞した

マリー・キュリー氏、

原子核の構造に関する発見をした

63年の

マリア・ゲッパートメイヤー氏に

続く快挙となる。

ストリックランド氏は

スウェーデン王立科学アカデミーの

記者会見中に

電話で

「そのような女性の一員になれて

光栄だ」と話した。


京大学風  受賞へ推進力

自然科学  出身者7人に

今年のノーベル賞自然科学3賞

(生理学・医学、物理、化学)の

受賞者が3日に終わった。

生理学・医学賞の受賞が決まった

本庶佑・京都大特別教授(76)を

含めると、

京都大出身は計7人となった

東京大出身の5人、

名古屋大出身の3人を上回り、

国内大学のトップを維持した。




化学賞は米英3氏

たんぱく質  人工的に改変


スウェーデン王立科学アカデミーは

3日、2018年のノーベル化学賞を、

たんぱく質を人工的に改変する

技術などを開発した

米カリフォルニア工科大の

フランシス・アーノルド博士、

米ミズーリ大学の

ジョージ・スミス博士、

英MRC(医学研究会議)

分子生物学研究所の

グレゴリー・ウィンター博士の

3氏に授与すると発表した。

賞金は900万スウェーデン・クローナ

(約1億1400万円)。