岡本眸

90歳、俳人

日常生活を細やかに詠んだ句で

知られた俳人の岡本眸

(本名・曽根朝子)さんが15日、

老衰のため死去した。

90歳だった。

葬儀は親族で済ませた。

喪主はめい、横川信子さん。

東京生まれ。

富安風生らに師事。

第1句集「朝」で

俳人協会賞を受賞。

1980年に俳誌「朝」を創刊、

毎日俳壇選者も長く務めた。

94年に紫綬褒章。

2006年の句集「午後の椅子」で

蛇笏賞と

毎日芸術賞を受賞。

「俳句は日記」と唱え、

女性の視点で

身辺の事柄を丁寧に詠んだ作品は

高く評価された。

代表句に

〈雲の峰一人の

家を

一人発ち〉など。




【読売新聞9.27】