皇太子さま   訪仏前に会見

【読売新聞9.6】

「何ができるか常に考える」

即位後の国際親善

皇太子さまは5日、

フランス訪問を前に

東宮御所で記者会見された。

日仏友好160周年の節目の

訪問で

両国の将来を担う

若い世代との交流を深める契機と

したい考え。

来年の即位後の

国際親善について

天皇、皇后両陛下の姿勢を参考に

「何ができるか真剣に考えたい」と

述べられた。



皇太子さまは7~15日の日程で

日仏修好通商条約調印160周年を

迎えた同国を初めて公式訪問される。

会見では、

経済や文化など幅広く交流を

重ねてきた両国の歴史を紹介された。

日本の近代化を支えた絹織物産業が

仏からの技術移転に支えられたこと

などに触れ、

「互いに影響を与えながら

発展と友好関係を形作ってきた」と

強調された。



今回の訪問では、

日本のポップカルチャーや

伝統文化がどう

受け入れられているかを

肌で感じることを楽しみにされている

日本語を学ぶ現地の学生らと

懇談する予定で、

両国の若い世代同士の交流が深まる

ことを期待されている。

点灯式に臨むエッフェル塔について

1921年に同国を訪れた

昭和天皇が、

パリ市街を眺めた

ゆかりの場所であるという

エピソードも披露された。

新天皇として

国際親善を担うことについて問われ

歴史を心にとどめ、

将来を見据えてきた両陛下の姿を

参考に「自分に何ができるか常に

真剣に考えたい」と明かされた。

療養中の雅子さまについては

現地での行事や移動、

今後の日程を考慮し、

訪問を見送ったと説明された。

また、国際親善は、

外国訪問に限らず、

国内での賓客の接遇や

国際的な行事への参加など

いろいろな形があるとして

「(雅子さまが)

外国で暮らした経験や

仕事で外交に携わったことは

必ず役立つ」という考えも

示された。




(会見全文は

ヨミウリ・オンラインに掲載)