国内57年ぶり 新種ナマズ

【読売新聞8.20】

滋賀県立琵琶湖博物館の田畑諒一

学芸技師と北九州市立自然史・

歴史博物館の日比野友亮学芸員の

研究グループが、

国内では57年ぶりに新種のナマズを

確認したと発表した。

谷川に生息することから

「タニガワナマズ」と名付け、

16日付の国際学術誌

「ZOOtaxa」に掲載された。

日本で4種目、

世界では17種目になるという。

国内では

各地にすむナマズ、

琵琶湖の固有種ビワコオオナマズ、

イワトコナマズの3種が

確認されていたが、いずれも

河川の下流や湖など緩い流れに生息

2010年頃、

大学院生だった

田畑学芸技師が

三重県の河川の上中流域で

採取したナマズのDNAを解析した

ところ3種と異なる配列だった。

新種は

体長約50~60㌢。

イワトコナマズと歯の形が

似ているが、やや細身で全身に

褐色のまだら模様があるのが特徴。

三重県のほか、

岐阜、

愛知、

長野、

静岡の4県で生息が確認された。

田畑学芸技師は

「生態や

生息数などを

研究で明らかにし、

保護につなげたい」と話す。

琵琶湖博物館は

9月8日~11月25日、

タニガワナマズを一般公開する。