アナン元国連総長死去
80歳
「反テロ」ノーベル平和賞
【読売新聞8.19
ヨハネスブルク=木村達矢】
国連事務総長を2期10年務め、
2001年に
ノーベル平和賞を受賞した
コフィ・アナン氏が18日、死去したと
コフィ・アナン財団が発表した。
80歳だった。
アフリカ西部ガーナ出身。
1997年から
2006年まで、
国連職員出身者として
初の事務総長を務めた。
国連平和維持活動(PKO)担当事務次長や
旧ユーゴスラビア担当の
国連特別代表などを務めた経験を
生かし、強いリーダーシップによる
「国連外交」を展開した。
1998年に
イラクの核開発疑惑が
浮上した際には、
自ら当時のフセイン大統領と面会し
査察を無条件に実施する
「アナン調停」を了承させ、
いったんは米英による
武力公使を回避させた。
2001年には、
エイズや人権問題、
国際テロ防止に尽力したことが
評価され「事務総長として
国連に新しい生命を吹き込んだ」として
国連とともに
ノーベル平和賞を受賞した。
多くの民間人が
犠牲となった旧ユーゴの
コソボ紛争や、
アフリカ中部ルワンダで起きた
大量虐殺の教訓から、
00年にPKO活動を見直す委員会を
設置し、より柔軟な運用を可能とする
改革にも取り組んだ。
12年2月には
混迷するシリア情勢を受け
国連と
アラブ連盟の共同特使に就任。
国連安全保障理事会における
米国とロシアの対立などで
シリアの和平調停が頓挫し、
12年8月に辞任したが、
事務総長退任後も
精力的な活動を続けた。
80歳
「反テロ」ノーベル平和賞
【読売新聞8.19
ヨハネスブルク=木村達矢】
国連事務総長を2期10年務め、
2001年に
ノーベル平和賞を受賞した
コフィ・アナン氏が18日、死去したと
コフィ・アナン財団が発表した。
80歳だった。
アフリカ西部ガーナ出身。
1997年から
2006年まで、
国連職員出身者として
初の事務総長を務めた。
国連平和維持活動(PKO)担当事務次長や
旧ユーゴスラビア担当の
国連特別代表などを務めた経験を
生かし、強いリーダーシップによる
「国連外交」を展開した。
1998年に
イラクの核開発疑惑が
浮上した際には、
自ら当時のフセイン大統領と面会し
査察を無条件に実施する
「アナン調停」を了承させ、
いったんは米英による
武力公使を回避させた。
2001年には、
エイズや人権問題、
国際テロ防止に尽力したことが
評価され「事務総長として
国連に新しい生命を吹き込んだ」として
国連とともに
ノーベル平和賞を受賞した。
多くの民間人が
犠牲となった旧ユーゴの
コソボ紛争や、
アフリカ中部ルワンダで起きた
大量虐殺の教訓から、
00年にPKO活動を見直す委員会を
設置し、より柔軟な運用を可能とする
改革にも取り組んだ。
12年2月には
混迷するシリア情勢を受け
国連と
アラブ連盟の共同特使に就任。
国連安全保障理事会における
米国とロシアの対立などで
シリアの和平調停が頓挫し、
12年8月に辞任したが、
事務総長退任後も
精力的な活動を続けた。