ゲーム依存   困難な治療

医師不足・未成年は深刻


オンラインゲームなどに没頭し

生活や健康に深刻な支障が出る

「ゲーム障害」(ゲーム依存症)が、

世界保健機関(WHO)の

国際疾病分類(ICD)の改訂で

精神疾患と位置付けられた。

国際的に「病気」と認められることで

実態把握や

治療法の開発が進むと期待される。

国内ではゲーム依存を含む

ネット依存が、

中高生だけで52万人との推計もあり

早急な対策が必要だ。

◇ゲーム依存症の主な診断基準

・ゲームの時間や頻度をコントロール

できない

・日常生活で、ゲームを最優先させる

・問題が起きてもゲームを継続、

エスカレートさせる

・こうした行動が持続的、

反復的に1年以上続く

(症状が重い場合は、より短い期間でも

該当)



ゲーム依存症は、

スマートフォンや

高速回線の普及率が高い東アジアで、

特に深刻化している。




韓国は7年前、

16歳未満に対し、

オンラインゲームで遊ぶ時間を制限する

「シャットダウン制」が導入されている

ただ、この制度は

成人には適用されないため、

ゲームに熱中した親が子供を放置して

死なせるなどの不幸な事故は、

その後も起きている。




中国は、

ゲーム人口が

5億6500万人と世界最大規模

ネット利用に厳しい政策をとる

中国は

10年前からゲーム依存症を含め、

「インターネット依存症」として

対策に乗り出し、

矯正施設なども整備してきた。

(ジュネーブ  笹沢教一)




医療部  森井雄一、

経済部  福島達朗     読売新聞6.20】