両陛下  被災地に勇気

「最後」の慰霊旅終える

全国植樹祭に出席するため

福島県を訪れた

天皇、皇后両陛下は11日午後、

新幹線で帰京された。

来年退位する天皇陛下と皇后さまが

東日本大震災の被災地を訪問されるのは

今回が最後とみられる。

沿道や駅頭で多くの県民が見送った。

11日は、

震災2ヶ月後に

お見舞いで訪れた

相馬市原釜地区を再訪し、

慰霊碑に供花、黙礼された。

さらに、近くの市場に集まった

殉職消防団員の遺族に

「人を助けるため、

一生懸命、活動をされましたね」

「随分お寂しい日々だったでしょうね」

と言葉をかけられた。

市場では、

東京電力福島第一原発事故後、

続いている試験操業や

放射性物質の検査について

説明を受けられた。

水揚げされた魚の仕分け作業も見学し

カレイとホッキ貝を購入された。

全国植樹祭は10日、

南相馬市の海岸防災林の整備地で

開かれた。平成で最後の植樹祭で、

天皇陛下はクロマツ、

皇后さまはアカマツなどの苗木を

クワを使って植えられた。



宮内庁によると、

皇后さまは10日夜に発熱し、

11日朝は38度を超えていたが、

全ての行事に臨まれた。

長距離の移動が続き、疲労が原因。


【読売新聞6.12】