山鉾の胴掛243年ぶり新調

京都・祇園祭の山鉾の一つ、

太子山の左右の側面を飾る

「胴掛」が243年ぶりに新調され、

太子山保存会(京都市下京区)が9日、

報道陣に公開した。

これまでの胴掛は1775年から

山鉾巡行で使われてきたが、

傷みが目立ってきたため、

刺しゅうの技術が高いベトナムで

新たな2枚(各縦約1.7㍍、横約2.4㍍)を

制作。従来もあった生命の樹や

クジャクを中心に、花や鳥、

動物が彩り豊かに描かれている。

保存会メンバーが現地に通って

配色を提案するなど、

3年がかりで完成。

川口良正理事長(68)は

「両国が協力して作り上げた独特の

美を見てほしい」と話した。

胴掛は10日午後130分~3時、

京都市立下京雅小(下京区)で

一般にも公開される。


【読売新聞6.10】