津本陽さん死去
歴史小説「天下は夢か」89歳
【読売新聞5.29】
歴史小説の大家、津本陽
(本名・寅吉)さんが26日
午後10時10分、誤えん性肺炎のため
東京都内の病院で死去した。
89歳だった。
告別式は近親者のみで行う。
後日、お別れの会を開く予定。
喪主は
妻、初子さん。
和歌山県生まれ。
大阪の肥料メーカー勤務後、
郷諭で不動産業を営みながら、
関西の名門同人誌
「VIKING」に参加。
1966年に同誌に掲載された
「丘の家」が直木賞候補に。
78年、和歌山・太地を舞台に古式捕鯨に
携わる明治の男たちを描く
「深重の海」で同賞を受賞。
当初は現代小説も手掛けたが、
「明治撃剣会」
「薩南示現流」など
迫真の剣劇場面を特色とする
剣豪小説でこのジャンルに新境地を
開いた。
80年代後半には、織田信長を主人公に
初めて挑戦した本格歴史小説
「下天は夢か」を新聞連載。
史料を駆使し革新的な
合理主義者としての信長の思考や
行動を緻密に分析。
方言を使う地方色豊かな信長像は
ビジネスマンらに支持され、
89年に刊行された
単行本(全4巻)は200万部を超す
ミリオンセラーになりました。
歴史小説のブームを起こし
秀吉を描く
「夢のまた夢」
(吉川英治文学賞)、
家康を描く「乾坤の夢」も人気を呼んだ
2003年、旭日小綬授章、
05年、菊地寛賞。
剣道や抜刀道の有段者でもあった。
1995年から2006年まで
直木賞の選考委員を務めた。
本紙にも1992~93年に
「椿と花水木」、
2000~01年に
「弥陀の橋は」、
12~13年に
「忍者月輪」を連載した。
多作でも知られ、
今年4月4日に体調を崩し
入院する直前まで、
小説執筆を続けていた。
歴史小説「天下は夢か」89歳
【読売新聞5.29】
歴史小説の大家、津本陽
(本名・寅吉)さんが26日
午後10時10分、誤えん性肺炎のため
東京都内の病院で死去した。
89歳だった。
告別式は近親者のみで行う。
後日、お別れの会を開く予定。
喪主は
妻、初子さん。
和歌山県生まれ。
大阪の肥料メーカー勤務後、
郷諭で不動産業を営みながら、
関西の名門同人誌
「VIKING」に参加。
1966年に同誌に掲載された
「丘の家」が直木賞候補に。
78年、和歌山・太地を舞台に古式捕鯨に
携わる明治の男たちを描く
「深重の海」で同賞を受賞。
当初は現代小説も手掛けたが、
「明治撃剣会」
「薩南示現流」など
迫真の剣劇場面を特色とする
剣豪小説でこのジャンルに新境地を
開いた。
80年代後半には、織田信長を主人公に
初めて挑戦した本格歴史小説
「下天は夢か」を新聞連載。
史料を駆使し革新的な
合理主義者としての信長の思考や
行動を緻密に分析。
方言を使う地方色豊かな信長像は
ビジネスマンらに支持され、
89年に刊行された
単行本(全4巻)は200万部を超す
ミリオンセラーになりました。
歴史小説のブームを起こし
秀吉を描く
「夢のまた夢」
(吉川英治文学賞)、
家康を描く「乾坤の夢」も人気を呼んだ
2003年、旭日小綬授章、
05年、菊地寛賞。
剣道や抜刀道の有段者でもあった。
1995年から2006年まで
直木賞の選考委員を務めた。
本紙にも1992~93年に
「椿と花水木」、
2000~01年に
「弥陀の橋は」、
12~13年に
「忍者月輪」を連載した。
多作でも知られ、
今年4月4日に体調を崩し
入院する直前まで、
小説執筆を続けていた。