天智天皇    遷都の地でしのぶ

大津・近江神宮で例祭

飛鳥から大津へ遷都した

天智天皇をまつる大津市の

近江神宮で20日、

1年で最大の祭儀「例祭」が

営まれた。

崇敬者約100人が見守る中、

天皇陛下のお使いが衣冠の姿で

参拝し、お供え物をささげた。

天智天皇(当時は中大兄皇子)は

667年のこの日、

大津へ遷都した後、

最古の戸籍

「庚午年籍」や水時計「漏刻」、

行政法などに当たる「近江令」などを

作ったとされる。

同神宮は1940年の創建以来、

記念日として祝っている。

天皇陛下のお使いが祭典に派遣される

全国16社の一つでもあり、

お使いが古式にのっとり参拝。

雅楽が奏でられる中、

唐櫃に入れられた御幣を神前に

奉納して遺徳をたたえた。

佐藤久忠宮司は

来年5月に皇太子さまが即位される

ことに触れ

「天智天皇は

日本の平和を守るため

滋賀へ遷都された。

その心に触れ

新たな時代になっても

平和に力を尽くさねばならない」と

あいさつした。

22日には地元の子どもが御輿を

担いで練り歩く

「近江まつり」がある。