米韓軍事演習始まる

北に配慮   期間短縮

【ソウル=岡部雄二郎】

米韓両軍は1日、

平昌冬季五輪・パラリンピックの

開催を理由に延期していた

定例の合同軍事演習を開始した。

4月27日の南北首脳会談や

5月末までに予定される

米朝首脳会談を前に、

演習内容を調整し、

期間も短縮して北朝鮮の反発を

出来る限り抑える方針だ。

1日に始まったのは、

朝鮮半島有事を想定した

野外機動訓練

『フォール・イーグル』。

4月中旬には、

指揮命令系統を確認する

図上訓練

『キー・リゾルブ』も始める。

両訓練には

米軍約2万4000人、

韓国軍約30万人が参加する。

最新鋭ステルス戦闘機『F35B』

搭載の強襲揚陸艦を動員した

奇襲上陸訓練などを行う一方、

昨年展開した

原子力空母など

戦略兵器の投入は『最小限』に

とどめる。

フォール・イーグルの実施期間も

昨年の約2ヶ月間から

約1ヶ月間に短縮する。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は

3月5日、

訪朝した文在寅韓国大統領の

特別使節団に

合同軍事演習の実施を

『理解する』と表明した。

当面は米韓との対話を優先する考えを

示したもので、米韓もこれに

応じる形で演習内容を調整している。


【読売新聞4.2】