【ヨハネスブルク=木村達矢】

ケニア中央部の

オルペジェタ自然保護区で19日、

絶滅の危機にあるキタシロサイの

最後の雄『スーダン』が死んだと、

同保護区関係者が明らかにした。

地球上に残るキタシロサイは

雌2頭のみとなった。

スーダンは45歳。

数週間前から体調が悪化し、

立つこともできなくなったため、

安楽死させたという。

スーダンは昨年、募金活動の一環で

出会い系アプリに

『結婚相手に世界一ふさわしい

独身男性』と登録され、話題を呼んだ。

残る2頭は、

スーダン娘『ナジン』と、

ナジンの娘『ファトゥ』。

同保護区で武装した警備員が

24時間体制で"護衛"している。

何とか絶滅を防ごうと、

九州大の林克彦教授らが、

保存されているキタシロサイの細胞から

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を

作って体外受精につなげる取り組みに

挑んでいる。