北密輸  中国企業が関与か

政府は、北朝鮮籍のタンカーが16日

東シナ海の公海上で船籍不明の

小型船と接触しているのを

確認した。国連安全保障理事会の

制裁決議に反し、洋上で物質を移し

替える密輸取引をしていた疑いが

あるとみて20日、公表した。

政府が北朝鮮が関与する

密輸取引を公表したのは1月20日、

2月13日に続いて3例目。

外務省などによると、

北朝鮮籍のタンカー

『Yu Jong2号』と、

船体に中国語の簡体字で

『🔴寧徳油078』と書かれた

小型船が接触し、

ホースをつないでいるのを

海上自衛隊の哨戒機などが確認した。

『🔴寧徳油』は

『福建  寧徳市 油槽船』を意味すると

いい、政府は中国企業が関与している

とみて、中国政府に対して意図を確認

する『関心表明』を行ったほか、

安保理の北朝鮮制裁委員会に通報。

政府は

昨年12月の安保理決議以降、

北朝鮮が関与する洋上での

密輸取引の監視を強化している。

外務省幹部によると、

警戒中の海自機などが

現場に接近し、取引を未然に

防いだケースもあったという。


【読売新聞2.22木曜日】