別アドレスに3次送金

仮想通貨  20分で576億円流出

【読売新聞1.31】

仮想通貨取引所大手

『コインチェック』

(東京都渋谷区)から

時価約580億円相当の

仮想通貨『NEM』が流出した事件で

NEMは八つのアドレスに送られた後

一部がさらに

別のアドレスに

送金されていたことがわかった。

わずか20分で大半の

NEMが流出しており、

警視庁は、

複数のアドレスを準備した計画的な

ハッキングとみて捜査を進めている。

インターネット上に公開されたNEMの

ブロックチェーン(取引台帳)によると

最初の流出があったのは

26日午前0時2分で、約1100円相当の

NEMが送金されていた。

不正アクセスした人物が、

少額のNEMをテスト送金した

可能性がある。

その2分後に約110億円相当の

NEMが流出したのを始め、

同21分までの約20分間に

計7回、総額約576億円相当が

同一のアドレスに送られた。

その後も約4億円が同アドレスに

断続的に送金され、同日午前8時26分

までに、顧客約26万人分のNEMが

引き出された。

NEMはその後、八つのアドレスに

分散して2次送金されたが、

一部はさらに別のアドレスに

3次送金されていた。

その後、別の仮想通貨や法定通貨へ

換金された形跡は確認されていない。

このアドレスの開設者は不明で

同庁などが動きを監視している。

同庁は、サーバーに不正アクセスした

人物が事前に複数のアドレスを

準備したとみており、

今後、同社からサーバーの通信記録の

提供を受け、不正アクセスの

発信元の特定を進める。