刑務所  介護が重荷

個別リハビリ ◆ 階段2人がかり

【読売新聞1.14】

刑務所に認知症検査義務

新年度から  新規入所60歳以上

主要8ヵ所

高齢受刑者の1割超を占めるとされる

認知症対策として、

法務省は新年度から、

東京など主要8ヵ所の刑務所に

入所する60歳以上の受刑者に、

認知症検査の受検を義務づけることを

決めた。

早期の診断、治療の機会を確保すると

ともに、認知症を抱え、出所しても

自立が難しい受刑者に刑務所などが

協力して社会福祉施設や

医療機関の受け入れ先を見つける

『特別調整』の利用を指導するなどし

再犯率を下げる狙いがある。

刑務官向けに認知症への対応の研修も

新設する。

同省は2015年、

全国から無作為抽出した60歳以上の

受刑者を検査した結果、

13.8%(約1300人)に認知症の疑いが

あるとの推計値を得た。

ただ、その後、

実態把握や統一的な

対策は進んでいなかった。

同省によると、新たに受検を

義務づけるのは、府中(東京)、

大阪、名古屋、広島、福岡、宮城、

札幌、高松の8刑務所に4月以降に

入所する受刑者。

入所直後の受刑者に対し、

刑務官が記憶力や計算能力を測る

簡易検査を実施。

認知症の疑いがある刑務所には

医師の診察を受けさせる。