メイン会場は

予算超過で設計からやり直し、

エンブレムは盗作騒動の果てに

白紙撤回ーーと続けば、

今度は本当に大丈夫なのかと要らぬ

心配をしてしまう。

2020年東京五輪・パラリンピックで

使われる大会マスコットの候補が

発表され、きのう人気投票が始まった。

【日本経済新聞12.12/春秋】


◆『五輪の顔』を競うのは

3通りの作品。公募した2042作から

識者らでつくる審査会が最終的に

絞り込んだ。市松模様や桜、招き猫に

こま犬、キツネとタヌキ。

それぞれに日本の伝統や、

なじみの深い動物がモチーフになっている

マンガ、アニメ、ゆるキャラなどでは

世界に冠たるわがニッポン、

いやでも力が入る


◆インターネット上では

早くも『あのキャラクターに

似ている』といった話題が飛び交う

確かに、○○風という雰囲気が

漂わなくもないが、ここは

オリジナル問題で苦い経験を積んだ

大会組織委員会のチェック機能を信じ

結果を楽しみに待とう。

それよりなにより注目したいのは

五輪史上初の試みになる投票方法だ。


◆なんと組織委員会は

『有権者』を

小学生に限定した。

全国の小学校でクラスごとに

話し合い、1票を投じるのだ。

なぜ小学生だけに、と首をかしげる向き

もあろうが、未来を生きる子どもたちに

託すのはいいことではないか。



なにしろここまで

五輪をめぐっては、

利害やメンツなど、

『大人心』が透けて見える場面が

多すぎた。