エルサレム

国際社会、首都と認めず

【日経12.7/きょうのことば】

◇ユダヤ教とイスラム教、

キリスト教の聖地が集まる。

東エルサレムの

旧市街でユダヤ教の礼拝場所

『嘆きの壁』とイスラム教の

預言者ムハンマドが昇天したとされる

『岩のドーム』が隣接。

キリストが処刑されたとされる

ゴルゴダの丘に立つ聖墳墓教会もある。

◇...1947年のパレスチナ分割決議で

国連はエルサレムを国際管理下に

置くとしたが、イスラエルが

48年の第1次中東戦争で西エルサレムを

獲得。67年の第3次中東戦争で

旧市街を含む東エルサレムも占領した。

イスラエルはエルサレムを

『恒久的首都』と宣言し

政府機能を置くが、パレスチナ側は

東エルサレムを将来の独立時の

首都と位置付け、対立が続く。

◇...国際社会はエルサレムを

イスラエルの首都と認めず、

日本を含め各国は商都テルアビブに

大使館を置く。米国大使館も

テルアビブにある。

米国議会は95年、

親ユダヤ議会員の主導でエルサレムに

大使館を移す法律を制定。

米歴代政権は

『安全保障上の問題』として

大統領の権限で実施を先送りしてきた。