ギターで奏でる難民問題

UNHCR初の日本人親善大使

MIYAVIさん

【日本経済新聞11.25】

『音楽の力を使い、子供たちが

教育を受けられず、働いている現状を

たくさんの人に伝えたい』。

20日、難民の保護や支援に取り組む

国際機関、

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)

の親善大使に日本人として初めて

就任した。ギターや歌を通じて

難民キャンプの子供を支援し、

世界の若い世代に難民問題に関する

メッセージを届けていくという。

三味線を参考にギターの弦を指で

直接はじく奏法を確立。

『サムライギタリスト』と称して

活動する。2014年、UNHCR特使の

米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが

監督を務めた映画に出演したのを

きっかけに難民問題に関心を持った。

15年にはレバノンの難民キャンプを

訪れ、子供たちの前でギターを弾いた。

『彼らのキラキラした表情を見て

何かできるかもしれないと感じた』

MIYAVIさんの音楽について、

UNHCR幹部は

『難民問題を理解しようとする

メッセージを深い感情と共に届けられる

多くのスピーチにも勝る』

と絶賛する。

本人は

『自分の音楽が

鳴り響くことで、

紛争が止まるきっかけになるかも

しれない。少しでもそのレベルまで

近づいていきたい』と意気込む。

(川上尚志)