日本の海外資産

初の1000兆円に

5年で5割増、GDPの倍に

日本の企業や個人が海外に持つ

資産が初めて1000兆円を突破したもよう

この5年で約5割増え、

国内総生産の2倍に拡大。

輸出などで稼いだお金を外国の株式や

債券に回し、その稼ぎを海外に

再投資する動きも活発だ。

所得収支を通じて海外の成長を

取り込めるようになる一方、

資産価値が海外景気や

為替変動の影響を受けやすくなっている

国際通貨基金によると、

海外資産が世界で最も大きいのは

米国の23兆㌦(約2600兆円)だが、

過去5年の伸びは1割弱にとどまる。

ドイツやフランスなどは

この5年で小幅に減っており、

先進国のなかで

日本の伸びが際立つ。

1000兆円のうち半分弱を占めるのが

証券投資だ。

6月末時点で453兆円と3年間で

100兆円近く増えた。

日銀が

2013年に始めた金融緩和で

日本の市場金利が大きく低下。

運用難に苦慮する機関投資家らは

投資の重心を海外に移している。