井口  有終の美

引退試合で九回同点弾

ロッテの選手は全員【6】番を身につけた

そんなお祭りムードの中でも

本物の【6】は輝きが違った。

プロ生活21年、井口選手が

ラストゲームで圧巻の1打を放った。

6番指名打者でフル出場。

第1打席で日本ハム・高梨選手から

左翼への安打を放ち

九回裏。抑えの増井選手の149㌔に

負けなかった。センター方向に

はじき返した一打はバックスクリーン

右へ飛び込む同点2ラン。

ベンチも驚きと大騒ぎの一撃に

伊東監督は【役者が違うね】。

42歳は誇らしげに

『ファームでこの1ヶ月打ち込んできた

結果』と語り、そして

『すっきりした。

思い残すことはない』と

日米通算295本目を振り返った。

引退セレモニーで

『マリーンズはこのような

順位で終わるチームではない。

来季はマリンスタジアムに

チャンピオンフラッグを掲げてください

選手の皆さん、期待しています』

とあいさつした井口選手。

新監督就任を打診されているというが

その決断はいかに。

(土田昌隆)