大隅さんが財団設立

ノーベル賞受賞  基礎研究を支援

昨年にノーベル生理学・医学賞を

受賞した東京工業大の大隅良典栄誉教授

らは12日、基礎研究を支援する

一般財団法人[大隅基礎科学創成財団]を

設立したと発表した。

まずはノーベル賞の賞金などから

計1億円を拠出し、基礎研究への

助成を始める。理事長を務める

大隅さんは都内で記者会見し

[科学を覆う閉塞感を少しでも取り払う

一助にしたい]と語った。

研究助成は、簡単には答えが出ない

挑戦的で面白い研究が対象となる。

2018年春にも基礎生物学が対象となる。

2018年春にも基礎生物学の分野で

始める。企業と大学の研究者の交流を

促す仕組みづくりにも取り組む。

大隅さんは

[短期の共同研究ではなく、

長期的な視点で双方に利点のある

関係を築けるはずだ]と話した。

今後は個人や企業から寄付や会費を

募り、財団全体で20億円程度の

規模を目指すという。

大隅さんは

[(科学技術予算の)限られたパイを

奪い合うのではなく、パイを

大きくすることを真剣に考える

必要がある]と語りました。

今回の財団とは別に、

東工大は大隅さんの寄付を原資に

学生の進学などを支援する

[大隅良典記念基金]を設けている。