ナダル  完全復活V

好機に突進  前で勝負

【全米オープン/テニス】

テニスの全米オープンは最終日の10日

男子シングルス決勝を行い、

ラファエル・ナダル選手(スペイン)が

ケビン・アンダーソン選手(南アフリカ)

を6-3、6-3、6-4で退けて

4年ぶり3度目の優勝を飾りました。

トレードマークの猛牛のように

好機と見ると前に突進した。

ナダル選手はスピンの効いた力強い

ショットに加え、勝負どころでは

積極的なネットプレーでポイントを

量産した。四大大会で16個目の

タイトルを手にし

[この2週間でテニスのレベルも上がり

自信も増した。特別な1年になった]と

喜んだ。深く下がった位置でリターンし、

アンダーソンの最速220㌔近い高速サーブ

を攻略した。相手の返球が浅くなると

前へ詰めて勝負し、合計16度の

ネットプレーで全て得点。

得意の赤土の全仏オープンで見せてきた

長いラリーだけでなく、

ハードコートで速いテニスも展開して

"ニューナダル"の戦術を披露し

[しつこく返球し、

正しいプレーができた]と誇った。

近年は左手首のけがなどに苦しんだが

[故障がなければ勝てる]と

言い聞かせてきた。

8月に世界ランキング1位に返り咲いて

自信を取り戻して臨んだ全米の大舞台。

3度目の優勝を決めてもコートに

あおむけにならず、王者らしく

力強く両手を突き上げた。

今季四大大会で36歳のフェデラー選手

(スイス)とタイトルを2つずつ分け合った

31歳のサウスポーが完全復活を

印象づけた。

【ニューヨーク=共同】