夢の9秒台  歓喜

〔腐らず頑張った〕

桐生選手  父が祝福

【日本経済新聞9.10】

日本陸上界のエース、

桐生祥秀選手(21)が9日、

夢の9秒台をついに達成した。

日本人初の大記録を高校時代から

期待されながら、足踏みを続け、

昨夏のリオデジャネイロ五輪100㍍では

日本選手で唯一、予選落ちするなど

苦労を重ねた。

〔東京五輪の快勝の

スタートラインに立って〕。

努力を見守り続けてきた

恩師や家族らは歴史的快挙を祝福し、

3年後の活躍に期待を込めた。


福井県営陸上競技場で行われた

日本学生対校選手権の100㍍決勝。

これまでの日本記録は

1998年バンコク・アジア大会で

伊東浩司選手がマークした

10秒00で、長く日本人選手が

越えられなかった【10秒の壁】を

破りました。

滋賀県出身の桐生選手は

京都・洛南高時代の2013年に

当時日本歴代2位となる10秒01を記録。

15年には追い風参考(2.0㍍超)ながら

9秒87をマークし、昨年6月には

2度目の10秒01で走っていた。

昨夏のリオデジャネイロ五輪400㍍リレー

では第3走者を務めて銀メダル、

今年8月のロンドン世界選手権でも

同種目で銅メダルを獲得した。