【上皇職】新設で増員
退位後の補佐役 宮内庁が概算要求
宮内庁は31日、天皇陛下の退位に伴う
皇位継承関連費を盛り込んだ来年度予算の
概算要求を発表した。
退位後の天皇、皇后両陛下を補佐する
【上皇職】の新設などに伴う人員増、
住まいの改修費、皇位継承儀式の経費が
主な内容。ただ、退位の日程が
決まっておらず、
皇位継承関連費は額を明示しないで
項目を記載する事項要求とした。
宮内庁法は両陛下を補佐する組織として
侍従職、皇太子ご一家を補佐する
組織として東宮職を置くと規定している
6月成立の退位を実現する特例法によると
上皇、上皇后となる両陛下を補佐する
上皇職が新設される。
上皇職の事務は上皇侍従長が管轄し
天皇がその任免を認証する。
皇位継承順位1位になる
秋篠宮さまのご一家を補佐する
〔皇嗣職〕も新設。
皇嗣職の事務は皇嗣職大夫が管轄する。
皇嗣職が置かれている間は
皇太子が不在となるため、
東宮職はなくなる。
宮内庁職員は現在約千人で、
侍従職に約80人、
東宮職に約50人、
秋篠宮家に約20人が配置されている。
侍従職は現在の体制を維持し、
皇嗣職は東宮職と同じ規模になる
見通しだ。上皇職は参加となる
前例がなく、規模は両陛下の退位後の
活動と密接に関わるため、
同庁が体制の検討を進めている。
全体で数十人の増員が必要とみられる。
住まいについては、退位に伴い
新天皇となる皇太子さまが
皇居・御所に、両陛下は現在、
皇太子ご一家が暮らす東宮御所に
移られる予定だ。
宮内庁は数年かけて両御所を
改修する計画で、関連費用を事項要求した
退位時期をめぐっては、
政府は〔2018年末退位・19年元旦改元〕
か
〔19年3月末退位・4月1日改元〕の
2案を軸に検討している。
いずれの案でも、新天皇の
〔即位の礼〕や
国民の安寧や五穀豊穣を祈念する
皇室行事〔大嘗祭〕は19年度中に
催される見通しだ。
儀式で使う衣装類や調度品などの
中には納入までに時間がかかる物も
あり、18年度から事項要求した。
即位の礼は国事行為に位置付けられる
ため、内閣府の予算に計上される
可能性が高い。
【日本経済新聞9.1】
退位後の補佐役 宮内庁が概算要求
宮内庁は31日、天皇陛下の退位に伴う
皇位継承関連費を盛り込んだ来年度予算の
概算要求を発表した。
退位後の天皇、皇后両陛下を補佐する
【上皇職】の新設などに伴う人員増、
住まいの改修費、皇位継承儀式の経費が
主な内容。ただ、退位の日程が
決まっておらず、
皇位継承関連費は額を明示しないで
項目を記載する事項要求とした。
宮内庁法は両陛下を補佐する組織として
侍従職、皇太子ご一家を補佐する
組織として東宮職を置くと規定している
6月成立の退位を実現する特例法によると
上皇、上皇后となる両陛下を補佐する
上皇職が新設される。
上皇職の事務は上皇侍従長が管轄し
天皇がその任免を認証する。
皇位継承順位1位になる
秋篠宮さまのご一家を補佐する
〔皇嗣職〕も新設。
皇嗣職の事務は皇嗣職大夫が管轄する。
皇嗣職が置かれている間は
皇太子が不在となるため、
東宮職はなくなる。
宮内庁職員は現在約千人で、
侍従職に約80人、
東宮職に約50人、
秋篠宮家に約20人が配置されている。
侍従職は現在の体制を維持し、
皇嗣職は東宮職と同じ規模になる
見通しだ。上皇職は参加となる
前例がなく、規模は両陛下の退位後の
活動と密接に関わるため、
同庁が体制の検討を進めている。
全体で数十人の増員が必要とみられる。
住まいについては、退位に伴い
新天皇となる皇太子さまが
皇居・御所に、両陛下は現在、
皇太子ご一家が暮らす東宮御所に
移られる予定だ。
宮内庁は数年かけて両御所を
改修する計画で、関連費用を事項要求した
退位時期をめぐっては、
政府は〔2018年末退位・19年元旦改元〕
か
〔19年3月末退位・4月1日改元〕の
2案を軸に検討している。
いずれの案でも、新天皇の
〔即位の礼〕や
国民の安寧や五穀豊穣を祈念する
皇室行事〔大嘗祭〕は19年度中に
催される見通しだ。
儀式で使う衣装類や調度品などの
中には納入までに時間がかかる物も
あり、18年度から事項要求した。
即位の礼は国事行為に位置付けられる
ため、内閣府の予算に計上される
可能性が高い。
【日本経済新聞9.1】