◆概算要求101兆円規模

社会保障・公共事業費膨らむ

3兆円圧縮へ攻防

【日本経済新聞8.30】

2018年度予算編成に向けた各省庁の

予算要求が出そろった。

要求総額は101兆円前後に膨らみ

4年連続で100兆円を越えた。

財務省は98兆円程度まで絞り込む

考えで、年末にかけて3兆円程度を

圧縮する必要がある。

社会保障費や公共事業などの多くの

分野で膨張圧力が強い。年末の決着に

向けて予算獲得を巡る攻防が激しく

なりそうだ。



【来年度予算】

[厚生労働]  

高齢化に伴い医療や介護の支出が増え、

過去最大の31.4兆円。

働き方改革の支援策も計上

[総務]

地方税収の伸びを前提に地方交付税は

2.5%減の15.9兆円

[経済産業]

生産性向上につながる

ビッグデータ活用や省エネ支援を充実し

特別会計含め6%増の1.4兆円。

[国土交通]

公共事業関係費は災害や

老朽化対策で16%増の6兆円

[農林水産]

森林整備など公共事業費は20%

増。農家の収入保険創設を含む総額は

15%増の2.6兆円

[文部科学]

公立小中学校の教員定数増や

大学の授業料減免を拡大し、

9.9%増の5.8兆円

[財務]

国債の元利払いにあてる

国債費は23.8兆円

[防衛]

陸上配備型の迎撃システム

【イージス・アショア】

導入経費を含め過去最大の5.2兆円に


◆公務員定年  65歳に

19年度から  段階的に延長

◆定年後も働きたい人が増えている

総人件費抑制策も

政府検討

【日本経済新聞9.1】

政府は現在60歳の国家公務員と

地方公務員の定年を65歳に延長する

検討に入った。2019年度から

段階的に引き上げる案を軸に調整する。

公務員の総人件費を抑制するための

総合策もあわせてつくる。

少子高齢化が加速するなか、

労働人口を確保する。

政府が率先して取り組むことで、

企業への波及効果も狙う。

25年度に団塊世代が

すべて75歳以上になると、

国内の労働人口の目減りは一層加速

しかねない。政府はこれまで働き方改革

や生産性の向上といった対策を打ち、

人手不足に手を打ってきたが、

定年の延長といったより抜本的な

対策が求められていた。