大日向開拓地

両陛下が訪問

旧満州引き揚げ者入植  

【日本経済新聞8.24】

長野県軽井沢町で静養中の

天皇、皇后両陛下は23日、

同町の大日向開拓地を訪問された。

同開拓地は旧満州(中国東北部)に

渡った人たちが戦後に入植した地区。

両陛下は昭和天皇が1947年の戦後

全国巡幸で同地区を訪れたことを

詠んだ歌碑に立ち寄った後、

レタス畑を散策された。

両陛下は皇太子夫妻時代から

軽井沢町で静養中に何度も同地区を

訪れ、引き揚げ者や家族らと交流を

深めてきました。

満州には国策として

約27万人の日本人が

〔満蒙開拓団〕として移住。

1945年8月9日のソ連侵攻による

混乱の中、約8万人が命を落とした。

現在の佐久穂町にあった

大日向村は37年に全国初の分村移民を

計画、約690人が満州へ渡りました。

しかし、敗戦後に故国に戻ることが

できたのは約310人にすぎなかった。

満州と元の大日向村の両方で土地を

失った人たちは、47年から

軽井沢町の土地を開墾、

新たな[大日向]を作った。