山中  13連続防衛失敗

ネリに4回TKO負け

具志堅の最多記録並べず

【日本経済新聞8.16】

大歓声を浴び続けてきた男が、

悲鳴の中で最後を迎えた。

4回、パンチの雨に

防戦一方になった王者に、

赤コーナーからタオルが投じられた。

36年前、具志堅氏が

故郷沖縄でベルトを失ったように

山中選手も高校で

ボクシングを始めた地元京都で

6年近く守ってきた王座に別れを

告げた。

[自分的には大丈夫だった。

効いてはなかったし、

まだやれた]。

控室に戻った山中選手は4回を

振り返り、少し残念そうな表情を見せた。

(日経・山口大介)


☆具志堅氏☆

[彼の左はナンバーワン]

テレビの解説者として

試合を見守った具志堅氏は

[(14度目の防衛に失敗した)

僕と同じ気持ちだと思う。

あの時はどん底に落とされた]と

心中を思いやった。

試合前の控室で山中選手から

[先輩、しっかり見ていてください]と

声を掛けられた。しかし、

山中選手は4回に連打を浴び、

プロ初の敗北を味わった。

具志堅氏は

故郷の沖縄でプロ初黒星を喫して

14度目の防衛に失敗。その後、

引退した。具志堅氏は

[京都で散った。

私も沖縄だった...]

と声を落とした。

具志堅氏は

[彼の左ストレートは

ナンバーワン。

あとは気持ち。

本人次第だが、彼は強い人間だから]

と祈るように話した。


【歴代連続防衛回数上位】

◆13回  具志堅用高

(WBA ライトフライ級)   1976~ 81年

◆12回  山中慎介

(WBC バンタム級)  2011~17年

◆11回   内山高志

(WBA スーパーフェザー級)2010~16年

◆10回  長谷川穂積  

(WBC バンタム級)   2005~10年

◆9回   勇利アルバチャコフ

(WBCフライ級)  1992~97年