呉に眠る海軍地下壕

太平洋戦争時に日本海軍呉鎮守府

(広島県呉市)が使用した地下壕が

今月29日に初めて一般公開されるのを

前に、18日までに報道関係者向けの

視察会があった。

海上自衛隊呉地方総監部によると

当時の技術の粋を集め、

アーチ型の天井や厚さ約1.5㍍の

壁に覆われた作戦室は実際に

各基地への作戦司令に使用された

可能性があるという。

呉地方総監部によると、

地下壕は1945年4月ごろ、

呉鎮守府司令部庁舎の裏手に建設された

終戦後は倉庫として使われていた。

視察会では頑丈なコンクリート壁で

覆われ、幅14㍍、奥行き15㍍、

最も高い地点6㍍の作戦室と

隣の小部屋、鎮守府庁舎をつなぐ

地下通路への立ち入りが許可された。

呉地方総監部から

構造などの調査を依頼された

呉工業高等専門学校の

光井周平准教授は

[建築方法など不明な点が多く、

興味深い。今後も調査を進めたい]と

話した。29日の一般公開では

作戦室と小部屋を入り口付近から

見学できるという。