[名人獲得が最大の思い出]

[藤井四段  素晴らしい後継者]

長く将棋のトップ棋士として活躍し

惜しまれながら現役を引退した

加藤一二三・九段(77)が30日、

東京都渋谷区の将棋会館で記者会見し

[念願の名人を獲得したことが

最大の思い出。今はすっきりした

気持ちです]と63年間にわたる棋士人生

を振り返った。

現役最高齢記録を持つ

"伝説の棋士"は

[自分が対局した90パーセントは

名局と思っている。

これから、伝統文化の将棋を

伝えていきたい]と時折、笑顔を

見せて思いを語った。

昨年12月に対戦し、その後、

最多の29連勝を達成した

最年少の藤井聡太四段(14)については

[素晴らしい後継者を得た]と話した。

加藤九段は福岡県出身。

54年、当時の最年少記録となる

14歳7か月でプロ入りし、

史上初めて中学生で棋士に。

名人挑戦者を決める順位戦最上位の

A級には最年少の18歳で昇級、

[神武以来の天才]と呼ばれた。

最近はテレビのバラエティー番組にも

出演。[ひふみん]の愛称で、

お茶の間の人気者にもなっている。