退位儀式 200年ぶり

【国事行為】か扱い焦点

天皇陛下の退位を実現する

特例法が成立したことを受け、

宮内庁は約200年ぶりに復活する

退位の儀式などの準備に入る。

過去の事例を研究したうえで

現代の皇室にふさわしい形を検討する

国事行為として

扱うかどうかについて首相官邸と

宮内庁の間に意見の隔たりがあり、

儀式の位置づけが今後の焦点になる。

宮内庁によると、歴代天皇のうち、

存命中の退位は58例。

明治以降、天皇は終身在位制となり、

退位の儀式は1817年の光格天皇で

途絶えている。

宮内庁は、

平安時代の宮廷儀式書【貞観儀式】

などの記述から、歴史上、

退位の儀式がどのように

行われてきたのかを研究している。

同庁幹部は

[退位と即位は一連の流れとなる]と

しており、天皇陛下の退位の儀式を

起点に皇位継承が行われると

みられる。

新天皇が三種の神器を受け継ぐ

[剣璽等承継の儀]、

三権の長らと会う

[即位後朝見の儀]など

即位に関する儀式は現在、

国事行為に位置付けられている。

【想定される皇位継承に

関する主な儀式の流れ】

[国事行為]

◇退位の儀式

約200年ぶりに復活。宮内庁が内容検討

◇剣璽等承継の儀

新天皇が三種の神器の宝剣などを

受け継ぐ

◇退位後朝見の儀

新天皇が三権の長らと会う

◇即位礼正殿の儀

新天皇が即位を公に宣言し、

国内外の代表から祝福を受ける

[皇室行事]

◆大嘗祭

新天皇が国民の安寧や五穀豊穣を

祈念。天皇一代に1回行う。

(注)改元は2019年元旦と19年4月1日

の2案が軸