地球が危ない

地球温暖化に伴い、デング熱など

熱帯の感染症を媒介する

ヒトスジシマカの生息域が北上している

日本では1950年は北関東が北限だったが

2000年の調査では宮城県や山形県、

秋田県の一部でも見つかった。

さらに青森県で15年には

幼虫が、16年には成虫も見つかっている

ヒトスジシマカは年間の平均気温が

セ氏11度以上の場所にすむ。

現在、本州以南がすべて生息地に

なったとみられる。

国立感染症研究所の沢辺京子昆虫医科

学部長は

[今後、北海道南部でも見つかる

可能性がある]と警告する。

デング熱はウイルスを含む患者の

血を吸ったヒトスジシマカが

別の人の血を吸うことで感染が広がる

14年には約70年ぶりに

国内感染が確認された。

代々木公園(東京・渋谷)が主な

感染場所とされ、

[熱帯から日本を訪れた患者が

血を吸われて広がったのではないか]と

沢辺部長は話す。

ヒトスジシマカの生息域の広がりと

訪日外国人の増加を背景に、

再び国内で感染が広がるリスクが

高まっている。

【日本経済新聞5.28】