[日経 5.18 文化36]

◆文化往来◆

歌舞伎とフィギュアスケートが

初めて共演するショー

[氷艶 破沙羅]が20~22日、

東京・国立代々木競技場

第一体育館で開かれます。

市川染五郎さんのほか、

スケート界から

トリノ五輪金メダリスト

荒川静香さんをはじめ

高橋大輔さん、

鈴木明子さん、

織田信成さん、

浅田舞さんらが出演します。

神話の時代の日本を舞台に、

歌舞伎の世界の善と悪が

対決する物語だ。

デジタルアート集団

[チームラボ]による氷上への

プロジェクション・マッピングや、

和太鼓パフォーマンスの

[DRUM TAO]の演奏を取り入れた

斬新なショーになりそうだ。

敵役の仁木弾正直則を演じ、

演出も手掛ける染五郎さんは

[歌舞伎の手法を取り入れて

悪の魅力をふんだんに見せつつ、

勧善懲悪のわかりやすい話が展開する

新しいものが生まれる瞬間、

自分自身が一番興奮している]という。

歌舞伎界からは他に

市川笑也さん、

中村亀鶴さんらが出演します。


荒川静香さんは

物語を創造し、登場人物たちを

見守る女神稲生役。

[お互いの良いパフォーマンスを

引き出すために探り合い、

色々な発見があった]

敵に立ち向かう源九郎判官義経役の

高橋大輔さんは

[スケートにも

歌舞伎にもそれぞれ決まった

技や型がある。

伝統芸能の所作を取り入れることは

とても刺激になる]と話している。