韓国に研究開発拠点を。

[堀場製作所]

SAMSUNGに迅速供給へ

堀場製作所は半導体製造装置に

組み込む機器の

研究開発拠点を韓国に新設する。

半導体の技術革新のスピードが

速まるなか、韓国のサムスン電子など

大手顧客のニーズに基づいた

新製品を迅速に開発できる体制を

整える。

開発機能を備えた海外拠点は

米国に次いで2ヵ所目。

将来は中国にも拠点を設け、

アジアでの開発体制を強化する。

新拠点はソウル郊外の

龍仁市で17日に開所する。

城南(ソンナム)市にあった従来の

販売拠点を移転し、4階建ての

新社屋を新設。

現地採用などで開発技術者15~20人

を配置する。

開発に不可欠なクリーンルーム、

顧客に商品を説明する

セミナールームを設ける。

延べ床面積は旧社屋に比べて

6倍の5300平方㍍で、

総工費は13億円。

半導体の回路を形成する

チャンバーと呼ぶ反応容器内に

入れるガスや液体の量を制御する

機器[マスフローコントローラー]を

開発する。

堀場製作所は5割超の世界シェアを

持つが、従来は韓国の顧客の要望に

基づいて開発する場合、本社を置く

京都で実験していたため、

仕上げるのに1週間弱かかっていた。

韓国に研究開発拠点を設けることで、

この期間を最短2~3日に半減させる。

堀場製作所は

連結売上高の7割を稼いでいる。

将来は

中国にも研究拠点を設置するほか、

台湾など

他の販売拠点にも開発を担う

技術者を置く方針だ。