クロアシアホウドリ

八丈島近くで繁殖成功

国の特別天然記念物で

絶滅危惧種のアホウドリの

近縁種クロアシアホウドリが、

東京・八丈島近くの

八丈小島で繁殖に成功したことを

樋口広芳東大名誉教授らの

研究グループが確認し、

2日に発表した。

繁殖する地域が重なる傾向にある

アホウドリの新繁殖地となることが

期待されるという。

研究グループによると、

無人島の八丈島で今年1~2月、

8組のつがいが産卵した卵の一部が

孵化。4月末時点で、2羽のひなが

成長している。八丈島では

渡来や産卵が確認されていたが、

ひなの成長は確認されていなかった。

アホウドリの主な繁殖地の

伊豆諸島・鳥島は、

活火山の噴火によって絶滅の

可能性が指摘されている。

研究グループは[将来、八丈島で

アホウドリも繁殖するのではないか。

カラスなどの捕食対策が

重要になる]としている。

[日本経済新聞5.2]