米艦防護へ護衛艦出港

安保法新任務

太平洋で合流


安全保障関連法に基づき自衛隊が

平時から米軍の艦船を守る

[米艦防護]が1日に初めて実施される

方向となった。稲田朋美防衛相の

自衛隊への命令を受け、

海上自衛隊のヘリコプター搭載型

護衛艦[いずも]は同日午前、

横須賀基地(神奈川県横須賀市)を

出港した。

同日中に太平洋側で米補給艦と

合流し、四国沖まで防護する

計画だ。

米軍の補給艦との合流は

房総半島沖となる見込み。

いずもはシンガポールに向かう予定で

日本近海での航路で米艦防護の

任務にあたる。

平時の米艦防護は2016年3月施行の

安保法に基づく自衛隊の新任務。

米艦艇を守るために必要最小限の

武器使用ができる。

安保法に基づく新任務は16年11月、

南スーダン国連平和維持活動力の

陸上自衛隊の部隊に

[駆け付け警護]を付与したが、

実施されないまま5月末に

完全撤収する見通し。

今回が新任務の初実施となる。

米軍の補給艦は、

北朝鮮による弾道ミサイル発射警戒の

ために日本近海を航行する

米軍艦船に補給する見通しだ。

4月29日に日本海入りした

米海軍の原子力空母

[カール・ビンソン]を中心とする

打撃群の艦艇に補給する可能性もある