【日本遺産 新たに17件】

文化庁は28日、

有形無形の文化財をテーマごとに

まとめて地域の魅力を発信する

[日本遺産]に、新たに23道府県

59市町村の17件を認定した。

伝統産業に着目した京都4市町の

[300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん

回廊]、

外国人の関心も高い忍者を紹介する

[忍びの里  伊賀・甲賀 リアル忍者を

求めて]

(滋賀県甲賀市、三重県伊賀市)などが

選ばれた。

2015年に始まった日本遺産は

40道府県で計54件となった。

文化庁は20年度までに100件程度に

増やす方針。

今年は、人の移動や交易で使われてきた

[道]をテーマにした認定が目立った。

大阪、奈良の10市町村は奈良時代に

大陸の外交使節団が通り、

その後南蛮貿易やお伊勢参りで

栄えた

[竹内街道・横大路(大道)]を

[1400年に渡る悠久の歴史を伝える

『最古の国道』]と紹介。

寺社など57件を構成文化財とした。

高知県安田町など5町村は

地場産業の変化に着目。

林業で木材を運ぶ鉄道があった地域が

ユズの名産地となった経緯を

[森林鉄道から日本一のゆずロードへ]

兵庫県朝来市など6市町はかつて

鉱業で栄え、鉱石が運ばれた道を

[銀の馬車道  鉱石の道]とまとめた。

海路でも、江戸時代に日本海を

行き来した[北前船]の寄港地だった

山形県酒田市など、

北海道から

福井県まで

7道県11市町が連携。

交易による富を象徴する豪華な

商家や船主の屋敷、

各地で伝わる民謡などを

[荒波を越えた男たちの夢が紡いだ

異空間]とまとめた。

【日本経済新聞4.29】