アイヌ民族遺骨

発掘地域に返還

日本政府が方針見直し

北海道大学などが保管している

身元不明のアイヌ民族の遺骨について

政府は、発掘された地域の

アイヌ団体などに返還する方針を

固めた。11日までに政府関係者らへの

取材で分かった。これまで、

北海道白老町に新設する慰霊施設に

集めるとしていたが方針を見直した。

遺骨は研究目的で道内各地から

持ち出され、全国12大学に1600体以上が

保管されていた。

2012年以降、発掘地域の子孫らが

北海道大学に返還を求めて提訴。

昨年から

札幌地裁で順次和解が成立し、

地域の団体などに返還が決まった。

政府はこうした動きを踏まえ、

方針を見直した。

内閣官房アイヌ総合政策室は

[返還の手続きを具体化する]としている。

政府は、

北海道アイヌ協会に方針を伝達。

返還する団体の条件として、

発掘地域に関係するアイヌが

所属していることや供養を

続けられることなどを挙げた。