[空軍基地狙う]

巡航ミサイル50発以上

化学兵器に対抗

【日経ワシントン=川合智之】

米軍は6日夜、化学兵器を使用したと

みられるシリアの空軍基地に対し、

50発以上の巡航ミサイルを発射した。

複数の米メディアが米軍当局者の

話として一斉に報じた。

アサド政権に対し

トランプ米大統領が指示した初の攻撃で

アサド政権を支援するロシアとの

対立は必至だ。

攻撃対象はアサド政権が空爆に

使用したとされるシリア西部の

軍用飛行場など複数の拠点。

地中海の米海軍艦船から

巡航ミサイル[トマホーク]を発射した。

トマホークの射程は1500マイル

(2400キロメートル)。

このほか中東には米空母ジョージ・

ブッシュが展開しているほか、

シリア国内に過激派組織

[イスラム国](IS)掃討作戦への

助言のため数百人の米軍要員が

駐留している。

これに先立ちトランプ氏は6日、

中国の習近平国家主席との

首脳会談のため南部フロリダ州に

向かう機内で、記者団に対し

[何らかの措置が必要だ]と述べたが、

具体策は明らかにしていなかった。

マティス国防長官と

マクマスター大統領補佐官

(国家安全保障担当)、

ティラーソン国務長官らが6日午前、

シリアへの対応策について協議した。