貿易黒字2月8134億円

6年11ヵ月ぶり高水準

対中輸出が増加

財務省が22日発表した2月の

貿易統計速報

(通関ベース)によると、

輸出額は前年同月に比べ

11.3%増の6兆3465億円となった。

中国向けが1月末からの

春節(旧正月)休暇が終わった反動で

大幅に増えたのが主因だ。

輸出額から

輸入額を差し引いた貿易収支は

8134億円の黒字となり、

黒字幅は2010年3月以来、

6年11ヵ月ぶりの高水準だった。

2月の輸入額は1.2%増の5兆5331億円

だった。原粗油の価格が円建てで

前年と比べ75.5%上昇したため

原粗油が69.9%増えた。

貿易黒字が膨らんだのは、

赤字を続けていた中国向けが5年ぶりに

1118億円の黒字となったためだ。

財務省は

[(工場などが止まる)春節の日取りの

影響が非常に大きい]とみている。

今年の春節休暇は1月27日~2月2日で

2月中旬だった昨年に比べて工場が

一斉に動き出す春節明けの期間が

長かった。その影響で今年2月の

日本から中国への輸出額は

液晶デバイスや自動車部品が増え、

28.2%増の1兆1966億円となった。

アジア向けの輸出額も20.9%増と

好調だった。

香港向けの電子部品がけん引し、

うち半導体等電子部品は21%増だった。

対米輸出は自動車部品の増加などで

0.4%増の1兆2232億円と

2ヵ月ぶりに増加した。

一方、輸入はシェールガスに由来する

液化天然ガス(LNG)が1月から

計上されているが、

2月は86億円と額は小さい。