古代ファラオの巨像発見

【日経カイロ=共同】

エジプトとドイツの考古学チームが

18日までにエジプトの首都カイロで

古代ファラオ(王)の巨像の頭部と胸部を

発見した。珪岩製で、全体像は

推定約9㍍

考古省は第3中間期の

プサメティコス1世

(紀元前664~同610年)の可能性が

高いとしている。

見つかったのは労働者が多く暮らす

住宅街マタリーヤ地区で、

古代の太陽神信仰の中心地、

ヘリオポリスの一部。

新王国時代の紀元前13世紀に

在位したラムセス2世の神殿跡が

確認されている場所でもあり、

巨像は当初ラムセス2世のものと

考えられたが、胸部に

プサメティコス1世の名前を示す

象形文字があった。

イナニ考古相は報道陣に

[ヘリオポリスで見つかった

文化財の中でも最も大きいものの

一つ。予期していなかった発見だ]と

喜びを語った。

チームは地上に引き上げる作業を終え

修復作業などを始める方針。

巨像は最終的に日本政府の支援で

建設中の

[大エジプト博物館]で展示される見通し。