緑内障手術、15分で

[参天製薬]

治療器具を世界販売

眼科用医薬品大手の参天製薬は、

緑内障の新型治療器具を世界で販売する

小さなチューブ型で簡単な切開手術で

目に埋め込み、失明につながる

症状悪化を抑える。手術時間を

約15分と従来より大幅に短縮した。

年内に売り出す欧州を皮切りに

米国でも投入。高齢者が多い患者の

負担が小さい強みを生かし、

年5000億円とされる成長市場で

競合に対抗する。

【日本経済新聞3.18】



[緑内障]

眼球内部を満たしている体液が

うまく排出できず、眼圧が高まり

発症するとされる目の病気。

眼圧が高まることで視神経が傷つき

視野が狭まっていく。

日本人の失明原因の第1位の病気で

国内には400万人の患者がいるとされる

治療することで症状の進行を止める

ことができるが、現状では

完治させる方法はない。



[参天製薬]の主力の緑内障向け治療薬は

連結売上高の約4分の1を占める。

現在は眼科用医薬品で世界5位だが

(患者数・世界で7000万人以上)

20年までに3位に引き上げる。

14年度には製薬世界最大手の

米国メルクから6億ドル

(約618億円)で眼科用医薬品事業買収

米国を除く日本、欧州、

アジア太平洋地域でメルクの製品を

販売・製造する権利を得た。

緑内障の治療器具も

16年に買収した米インフォーカス

(フロリダ州)が開発した。

メルクから得た販売網を活用して

市場を開拓する。