サウジアラビア国王 来日特需

1000人以上、都内に滞在

[日本経済新聞3.11]

世界最大級の原油輸出国サウジアラビア

サルマン国王が12日から日本を訪れる

サウジアラビア国王の来日は46年ぶり

最大約1500人の大訪団が同行する。

宿泊する高級ホテルは客室稼働率が

上がり、移動用のハイヤーでも

思わぬ[サウジ特需]が生まれている。

都内の百貨店や高級ブランドも

大訪団の消費に期待を寄せる。

サルマン国王はアジア各国を

歴訪中で、マレーシアや

インドネシア、中国に続き、

12~15日に日本に滞在する。

政府関係者によると、

来日団は1000~1500人程度と異例の

規模になる見通し。すでに都内の

高級ホテル1200室を予約している。

昨年9月に国王の息子の

副皇太子が来日した際には

約500人が十数機の飛行機に分乗し

200台以上のハイヤーやバスを確保。

今回はその倍以上になるのは確実だ。

サウジアラビア国王の来日を受け

都内の高級ホテルの稼働率は軒並み

上昇傾向にある。

都内の高級ホテルは

[ほぼ満室の日もあり、恩恵を受けている]

と話す。最大1500人程度と規模が

大きいため、複数のホテルに分かれて

泊まっているとみられる。

移動手段ではハイヤーを確保している。

日の丸リムジン(東京・文京)は

保有台数のうち1割程度を

サウジアラビア向けに提供する。

ある

大手百貨店の関係者は

[多くのサウジ関係者が来日して

日本の百貨店サービスをサウジの

人々に知ってもらうことができれば

今後多くの機会で来店してもらう

きっかけになるかもしれない]と語る。

短い期間で売上高が伸びる直接的な

効果よりも、[百貨店の認知度向上には

いい機会になる]と期待を寄せている。

外資高級ブランドの担当者も

[世界のVIPや大物関係者は事前に

予定を入れずに突然来ることが多い。

今回もふらっと来るのではないか]と

話す。松屋銀座店(東京・中央)は

[サウジ関係者が来るかどうか

聞いていないが、もし来店すると

なればアテンドが必要になるだろう]

一般客を含めて、どのように対応

すべきかを悩んでいる様子だった。