CIAハッキング 情報流出懸念

IT大手、火消しに躍起

[日経ヒューストン=兼松雄一郎 3.9]

米中央情報局が

スマホやインターネット対応テレビ

などをハッキングし、

情報収集していたとの機密文書を

内部告発サイト

[ウィキリークス]が公表したことを

受け、IT大手が火消しに動いている。

米国アップルや

Google、

韓国SAMSUNG電子などは

狙われたセキュリティーの穴について

対策や調査を進めていると強調した。

流出文書によると、

CIAはGoogleやアップルの

スマホの基本ソフト(OS)の

脆弱性を突いて、

通話や通信内容、利用者の位置などの

情報を集めていたとしている。

米国NPO電子フロンティア財団は

[CIAが脆弱性を知りながら

意図的に放置したことで、

多くの消費者が危険にさらされていた]と

非難した。

個人情報流出への懸念が高まっている

ことを受け、アップルは

[最新のOSでは問題の多くは修正済みで、

新たな脆弱性が明らかになった場合も

速やかに対処する]とコメントした。

顧客には

最新のOSを使うよう呼びかけた。

現在、約8割が最新のOSを使っている

という。

Googleは

[指摘された多くの脆弱性は既に

修正されていることに自信を持っている

現在も分析を進めており、

必要ならさらなる対策をしていく]と

している。

インターネット対応TVをウイルスに

感染させる手法で、会話の盗聴に

使われたとされる

SAMSUNG電子も

[顧客のプライバシー保護と

セキュリティーは我々の

最優先事項だ。報道は認識しており

速やかに調査を進めている]との

メッセージを出した。

マルウェア

(悪意のあるプログラム)で

パソコンのOSが狙われた

米国マイクロソフトは

[報道は認識しており、調査中だ]

とのコメントを出した。

ウィキリークスの文書では、

CIAは情報収集のために

サイバー攻撃ソフトを独自に

開発していたとされる。

CIAからの機密文書流出の規模と

しては過去最大という。