米財政出動に期待先行

世界株 時価最大に迫る

安全資産 同時高に懸念も

[日本経済新聞3.3]

世界の市場が株高に沸いている。

トランプ米大統領の演説を受けて

米国株は過去最高値を更新。

日経平均株価も2日、

年初の高値に接近した。

新興国にも資金が還流し、

世界の株式時価総額は過去最大まで

あと一歩に迫る。

底流にあるのは

世界景気の拡大と財政出動への

期待だ。ただ、

株式などリスク資産から

金のような安全資産まで上昇する

現状には、投資家の不安心理も

垣間見える。

米運用会社のNWQインベストメント

・マネジメントでは

今月、調査担当者たちが

アジアと欧州で企業を訪問する計画だ。

運用担当者の

ピーター・ボードマン氏は

[新興国と欧州には割安株が

残っている]と話す。

ダウ工業株30種平均は1日、

今年最大の上げ幅を記録し

2万1000㌦の節目を軽々と越えた。

米国株の上昇を受けて

2日は日経平均が昨年来高値を

上回る場面があった。

終値は前日比171円(0.9%)高の

1万9564円と

1月4日以来の高値になった。