林京子さん死去

86歳、被爆体験を小説に

長崎での被爆体験に基づいた

小説[祭りの場]などで知られる

作家の林京子

(本名・宮崎京子)さんが2月19日に

死去したことが1日、分かった。

86歳だった。

告別式は近親者で行った。

長崎市で生まれ、

幼少期は父親の勤務先だった

中国・上海で過ごした。

1945年に帰国し、長崎高等女学校に

在学中、動員先の工場で被爆した。

その体験を記録した

[祭りの場]で75年、

群像新人文学賞と

芥川賞を受賞した。

83年に[上海]で女流文学賞、

90年に[やすらかに今はねむり給え]で

谷崎潤一郎賞、

2000年には

[長い時間をかけた人間の経験]で

野間文芸賞を受賞するなど、

被爆の実態を問い続ける創作を展開した

11年の東京電力福島第1原子力発電所

事故後は、内部被曝の問題を

[再びルイへ。]で書いた。