[東遊運動]

独立運動家が主導

仏の圧力受け頓挫

東遊運動はフランスからの独立を

目指し活動していた

ファン・ボイ・チャウが主導した。

日露戦争に勝利した日本に

ベトナムの若者を留学させ、

独立運動を担う人材を育てるのが

狙いだった。留学生は当初、

チャウの同志や知人の子弟が

中心だったが、富裕層の子弟らも

加わり、最盛期には200人近くに

上った。中国からの留学生向けに

設立された学校などで

日本語や算術、地理、歴史などの

科目を学び、軍事教練も受けた。

だが、フランスが運動への

弾圧を強め、同国側から要請を

受けた日本政府も留学生らに

国外退去を促したことから、

運動は数年で頓挫した。