神経細胞の作製

iPSで一週間

慶應義塾大学

[日経2.14]

さまざな細胞に育つiPS細胞や

胚性幹細胞(ES細胞)から

神経の細胞1週間で素早く作る手法を

開発した。神経細胞への成長に

関わる遺伝子を制御する5種類の

物質を組み合わせた。

大量の神経細胞を簡単に作れるため、

再生医療や神経の病気の治療薬研究などに

役立つとみている。

研究チームは遺伝子の働きを制御する

伝令RNA(リボ核酸)の中から、

神経細胞が効率よくできる組み合わせを

見つけた。人工合成した伝令RNAを

iPS細胞などに2~4回加えるだけで、

1週間で90%以上が神経細胞に

育つという。作製した神経細胞は

ネットワークを形成し、

電気信号に反応するなど通常の神経と

同じ働きを持つことを確かめた。

従来も複数の物質を加えて神経細胞を

作っていたが、できるまでに数週間から

1か月以上かかっていた。