内田光子さんグラミー賞

ピアニスト、共演アルバムで

[日経ロサンゼルス=共同]

米国音楽界最高の栄誉とされる

第59回グラミー賞が12日

(日本時間13日)、

ロサンゼルスで発表され、

ピアニストの内田光子さん(68)が

ソプラノ歌手の

ドロテア・レシュマンさんと

共演したアルバム

[シューマン リーダークライス他]で

最優秀クラシック・ソロボーカル賞を

受賞した。授賞式には出席しなかった。

内田さんのグラミー賞受賞は2度目。

昨年は指揮者の小澤征爾さんが

最優秀オペラ録音部門で受賞しており

日本のクラシック界で2年連続の

快挙達成となった。

内田さんは静岡県出身。

ピアニストとして国内外での

第一級の活躍で知られる。

長年ロンドンを拠点に活動しており、

2009年には大英帝国デイム

(男性のナイト=勲爵士に相当)の

称号を授与された。

11年クリーブランド管弦楽団と

モーツァルト作品を収録した

アルバムで、グラミー賞の

最優秀インストゥルメンタル・ソリスト

演奏賞に輝いた。

日本芸術院賞なども受賞している。

音楽家の坂本龍一さんも、

レオナルド・ディカプリオさん主演の

映画[レヴェナント・蘇えりし者]の音楽で

最優秀サウンドトラック作曲賞に

ノミネートされていたが、

受賞を逃した。

【世界の音楽界 日本勢存在感】

グラミー賞は1989年に

坂本龍一さんが映画

【ラストエンペラー】の音楽で

最優秀オリジナル映画音楽賞を獲得。

日本のミュージシャンも

その歴史に名前を刻んでいる。

シンセサイザー奏者の

喜太郎さんは2001年に最優秀ニュー・

エージ・アルバム賞を受賞。

11年には人気ロックユニット

B'zギタリストの松本孝弘さんが

最優秀ポップ・インストゥルメンタル

・アルバム賞に輝いている。