両陛下ベトナム・タイ訪問

元日本兵家族らと面会へ

[日本経済新聞2.10]

天皇、皇后両陛下が

2月28日~3月6日に

ベトナムとタイを

訪問される日程が固まり、

10日の閣議で報告された。

国際親善が目的だが、

ベトナムでは現地に残された

元日本兵の家族らと面会。

20世紀初頭にベトナムの

若者が日本に留学した

[東遊運動]の関連施設も訪問される。

タイでは昨年10月に死去した

プミポン前国王の弔問される。

両陛下のベトナム訪問は今回が初めて。

太平洋戦争中、フランスの

植民地だった同国には多くの日本兵が

駐留し、戦後は一部が残り独立戦争に

参加した。中には現地女性と結婚し

子供をもうけたものの、一緒に日本に

帰国することが認められず、

妻子を現地に残さざるを得なかった

ケースもあった。

両陛下は首都ハノイで

元日本兵の家族と面会されるという。

ベトナムの古都フエでは、

東遊運動を展開した民族運動指導者の

ファン・ボイ・チャウ記念館を視察。

同氏は日露戦争に勝利した

日本に学ぶため、若者らを

留学させたことで知られる。

タイの首都バンコクでは、

両陛下と半世紀以上にわたる

親交があったプミポン前国王を悼み

王宮で献花や記帳をした後、

前国王の長男のワチラロンコン親国王

と会見される。