バッハ自筆の楽譜公開

[日経ライプチヒ=共同]

ドイツ東部ライプチヒの

バッハ資料財団は7日、

[音楽の父]と呼ばれる作曲家バッハ

(1685~1750年)が

作曲し、1724年にライプチヒで

初演された教会音楽の自筆の

楽譜を御披露目する式典を

旧市庁舎で開いた。

財団によると、この教会音楽の

全てのパートがまとめて書かれた

自筆の[総譜]が披露されるのは初めて。

楽譜はガラスケースに展示された。

式典ではオーケストラと合唱団が

楽譜の曲を上演した。

バッハ資料財団は楽譜について

[書き直した痕跡が非常に多く、

どのように曲の推敲を

重ねたかが分かる貴重な資料だ]と

説明している。

財団が補助金や市民の寄付を集め

スイス北部バーゼルの

団体から約200万ユーロ

(約2億4千万円)で購入した。

楽譜はバッハの息子の手などを経て

1917年から楽譜出版社を

営むユダヤ人一族が所有。

ナチス・ドイツのホロコースト

(ユダヤ人大量虐殺)を

逃れた一族の関係者が45年に米国に

持ち込んだ。

その後、80年代に競売に掛けられ、

スイスの団体が取得した。